新卒で入った会社に出戻った
最近、新卒で入った会社に出戻りました。
『出戻り社員を受け入れる企業を増えている』とか、『採用側にもメリットが多い』などのネット記事をよく見かけるのですが、実際出戻りをした社員としてのリアルエピソードを記録します。
(なんか良さそうなことが書いてある)
私の職歴
新卒でデジタル系の広告会社に入社後、広告プロダクトのセールスやデジタル広告のプランナー業務を担当。
その後マーケティング会社に転職し、幅広くお仕事をしていました。
出戻った今はデータマーケティングの業務を行っています。
出戻りも含めて計2回転職。社会に出てからずっとデジタル系、マーケティング系の仕事に携わっています。
出戻りまでの経緯その1 -引きこもりかアルバイターか
出戻りを決める前に当たり前ですが前の仕事を辞めたいと思ってました。
辞めたかった理由は、まぁよくある転職理由と一緒でこんな感じです。
- 仕事が激務すぎた。(平日も週末も含め起きてる時間はずっと仕事しないと終わらない
- 激務な状況な上にリーダー任されそうになった。
- 上記の状況になったらかなりストレスがかかる環境になることまちがいなしだが、直属の上司が信頼できなかった。
当時はもう働きたくないという気持ちでしかなかったので、一回仕事を辞めて引きこもるかアルバイトでもして暮らそうかな〜と考えてたところたまたま1社目の会社の同僚と会う機会がありました。
そこで、同僚経由で上司だった人が大変なプロジェクトの担当あることや、私に戻ってきて欲しいと言っていることを知り、軽い気持ちで当時の上司と改めて話すことになりました。
出戻りまでの経緯その2 -前職の上司と会う
上司とは、辞めてから数回飲みに行ったり連絡を取ってましたが会うのはかなり久しぶりだった気がします。
その時点では戻ることは考えておらず
「最近仕事大変みたいですね。私これから仕事辞めて暇なのでアルバイトや契約社員で手伝えますよ〜。忙しかったら言ってください」
とフランクに伝えようと思ってました。
ランチをしながら自分の状況や気持ちを話したところ、『普通に正社員として戻ってきたら?前一緒にやってた時の働きぶりを知ってるし、プロジェクトもちゃんとやってくれると思う。戻ってきてもらえると助かる』とのありがたいお誘いが。
出戻りまでの経緯その3 -出戻り決意
ランチのあと色々悩みました。
冷静にお金の問題や何かあった時の補償を考えて正社員で就職した方がいいのはわかっているが、働くことに疲れた。
転職したら年収は上がるだろうが、どういう環境かわからないし、また1から環境を作っていくにはあまりにも消耗している。
出戻ったら会社のメンバーに何か言われるのではないか、干されるのではないか。。
などなど。
色々考えた結果以下の理由で出戻りをすることを決めました。
- 実際の働く環境や福利厚生がわかっているので、ある程度仕事の忙しさが想像できた
- 一度辞めているにもかかわらず声をかけてくれ、チャンスを作ってくれた上司を信頼してみようと思った
- 新しいプロジェクトが魅力的だった
辞めたかった理由である「激務」「上司が信頼できない」がクリアになっていたことと、なにより新しいプロジェクトが魅力的だったのが大きな理由でした。
そこから通常通りの選考を行ったあと内定をもらい、出戻りました。
そして現在
現在は出戻った会社で正社員として働いています。
戻ってみて、まぁ、色々ある。思うことは色々あります。
働いている以上悩みが尽きることはないのだと思います。
出戻ってみて思ったことは別にまとめます。